PART.1 化粧品の歴史〜日本の歴史〜
日本の歴史
日本で化粧品の文化が生まれたのは 太古上古 時代
奈良時代の女性は 眉が太く紅 をさしている
平安時代の貴族階級などは顔に 白粉(水銀や鉛から作られた)を塗って白さを強調。お歯黒は貴族の女性は 成人 した印、男性は忠義の印だった
江戸時代には 石けん が登場。当時は麦の粉を 灰汁 で固めたもの。江戸時代になると、一般庶民まで広く化粧が行われるようになり、美人の第一条件であった 色白 が中心だった。お歯黒は 既婚女性 の印で子供ができると 眉を剃っていた。また紅花から作られた「口紅」や日本のネイルの始まりである 爪紅 も登場。
明治時代になると、外国人の目に奇異に映る お歯黒 と 眉剃り が大政官布告で禁止された。また鉛白粉による 鉛中毒 が社会問題になり、良質な無鉛白粉が発売された。
大正時代には和服から洋服へ変わり、天然植物系スキンケア商品の元祖である ヘチマコロン が発売。
昭和に入ると アイシャドウ、マスカラ といったアイメイクが流行。スキンケア商品の乳化技術が進化し、資生堂から W/O型 乳化クリーム「ホルモリン」が発売。 ハリウッド美容室 から日本初のマスカラが発売。ピカソ化粧品から日本初の 油性 ファンデーションが発売。従来の石けんシャンプーから 中性洗浄料 へ移行。